白井晟一 「精神と空間」展
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高崎市内にある墓参りのついでに、11月3日まで群馬県立近代美術館で開催されている「建築家 白井晟一 精神と空間」を観てきました。

試作小住宅や虚白庵、土筆居、奥田邸などの住宅から、原爆堂計画、親和銀行の一連の作品、松涛美術館、善照寺などいたる数多くの作品群が、展開図、詳細図などのオリジナル図面や、そうそうたる建築写真家の手による写真のパネル、模型などで紹介されており、大変見応えのある展示となっています。



特に数多く展示されていた図面群は、端から端まで密度の濃いデザインで埋め尽くされ、それを実現させるために検討を重ねた執念がジンジンと伝わってきます。徹底的に作る事にこだわった姿勢がこめられた図面に、愕然とし目の覚める思いがしました。

他にも氏の手による装丁や文章、書画なども数多く展示されており、建築家白井晟一の知らなかった側面を知る事ができました。
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ついでに今まで通り過ぎるだけでじっくり見る事の無かった群馬音楽センターに立ち寄ってみました。昭和36年の開館といいますから竣工から約50年が経過していますが、レーモンドのコンクリート折板による長大スパンの明快で力強いデザインは現在でも新鮮。

建設当時、工事費の3分の1が市民の寄付で賄われた事もあってか、今でも屋根の防水や塗装など、あちこちに補修の手が入り大切に使われているのがよくわかります。
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当日はあいにく貸切の催し物があったため、内部で見学できたのはこのホワイエ部分まで。折上げ天井の間接照明が時代を考えるとすごく斬新な感じがします。

壁面のカラフルな壁画は、レーモンド自身によるもののようで、群馬県立近代美術館の常設展にその原画が展示されていました。
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by TAPO2003 | 2010-10-24 17:08 | 展覧会
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杉並区、浜田山で住宅や別荘などの設計・監理、インテリアや家具のデザインを中心に活動する建築設計事務所です。
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