低く暗い雲に覆われた金沢は、時よりみぞれが混じるにあいにくの空模様。到着早々ひがしの茶屋町へ向かいました。
懐華楼はひがし茶屋町中ほどにある現役のお茶屋さんで、日中は一般公開されています。薄暗い通りから中に入るとそこは別世界。漆の塗られた構造材や朱色の塗り壁が独特の雰囲気を醸し出していました。2階の座敷にある一風変わった襖絵。
廊下と控の間の間の丸窓。その他、金箔塗りの畳や茶室など。贅の細工の限りを尽くした造作にため息がでました。
裏階段からの見上げ。階段、手摺、柱、天井までもが漆塗りで、きれいに磨き上げられています。
舞妓はーんではないですが、こんな場所で座敷遊びうらやましい限りです。もっともそんな甲斐性も紹介してもらう伝手もないのですが。