毎年紅葉の時期に行われる三渓園の特別公開を見に行ってきました。
実業家 原 三溪によって、1906年に公開された三渓園は、本牧の港を望む広大な敷地に京都や鎌倉から移築された10棟の重要文化財を含む歴史的な建築物が、もとからそこにあるかのように配置されています。
遠く旧燈明寺三重塔を望む紅葉の谷あいに建つ「聴秋閣」は、地形に沿った平面形状と飛雲閣にも通じる軽快な楼閣のデザインにしばらく目を奪われてしまいました。
昼食を挟んでほぼ半日、ゆっくり園内を散策しました。特別公開は12月13日までですが、まだまだ紅葉も美しいこの時期、お薦めの三渓園です。