東京カテドラルで昨日まで行われていた、マルチメディア空間パフォーマンス「Soft Architecture @ 東京カテドラル」を見てきました。
大規模な改修工事により外装もすっかりきれいになった東京カテドラル。久し振りの訪問ですが、最終日とあって結構な人手。受付を済ませ、地下聖堂での展示や丹下健三氏の墓所を見学した後にいよいよ大聖堂へ上がります。
パイプオルガンによるバッハの「カノン」の音に満たされた空間は、即興で”演奏”されるLED照明の光によって染められるコンクリート打ち放しの壁面によって、刻々と静かに変貌を遂げていきます。
しかしながら、10年以上も前にここで立ち会った友人の結婚式で、二人が祭壇へ向けて歩き出した瞬間、曇り空を裂いた陽の光が偶然トップライトを通して差し込むという感動的な瞬間を目の当たりにしてしまっていたので、なんとなく物足りない感じでした。